アイツの目に触れさせるにはExternal Linkしかねぇ……
code:novel
「アイツはストイックに自己完結してやがる。家族も友人も同僚もいないし、エゴサーチも一切しやらがねえし、連絡先も何も用意してない。が、Scrapboxを使っている。External Linksも実装された――」
「なるほど……そういうことね。でもどうやって?」
「まずは活用事例集だろうな。刺激的なプロジェクトをつくってアイツに見に来させる。そしたらアイツの Watch project に入るよな。そしたら後は楽だ。アイツが来そうなページにリンクを張ればいい」
「どういうプロジェクトをつくるのよ?」
「女だ」
「……」
「アイツは性的にだらしない。女が、性欲を刺激するようなコンテンツを提供できれば、確実に見に来る」
「活用事例集でそんなことできるわけないじゃない。BANされたいの?」
「違えよ。それらしいキャラをつくれば済むだろうが。たとえば女性Scrapboxerという概念」
「ああ、なるほどね。彼が好きそう」
「だろう? というわけでよろしく頼む」
「……え? 私?」
「アイツの性癖は知ってるか? お前はことごとく当てはまっている。で、お前はまだアイツに知られていない」